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Ani huazhong

Author:Ani huazhong
                            
Ani(アニ)と申します m( )m

早期退職後、軽貨物配送業を2013年1月に開業しました。

屋号:
Ani Express
(アーニー・エキスプレス)

たまに歌います(^0^)

どうぞ よろしく(^-^)

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タイの政界が混乱しています。

先週の水曜日、現在の首相であるインラット女史が憲法違反の罪により、総理大臣の職を失いました。
国家安全保障委員会の人事に不法に介入したというのがその理由で、タイの最高裁判所がこれを認め、現役の総理大臣が職を失うという、異例な事態に発展しました。
インラック

インラック女史側は不法介入の事実を否定していますが、とりあえず最高裁判所の決定に従い、本人は辞職し、代わりに副総理がその職についているので、当面の混乱は回避できそうです。

この一件、みなさんすでにご承知のとおり、背景には現政府(タクシン派)と反政府勢力との根深い対立があります。

首都バンコクで赤シャツ(タクシン派)のデモ隊と、黄シャツ(反政府側)のデモ隊が衝突する場面が、たびたびTVで放映されている、あの対立です。
赤シャツ
赤シャツ。タイの国旗の「赤」が由来。

黄シャツ
黄シャツ。国王の誕生日の色が「黄」なのだそうです。それが由来。

ただこの対立って、何が対立の根拠なのか、いまいち分かりづらくありませんか?
日本のマスコミは、そのあたりの背景をあまり詳しく報道していないようにAniは感じています。

それはなぜなのか?

Aniなりに考えてみました。

まずこの対立が、現在ウクライナで起っている民族対立や、、3年前に中東で起った「アラブの春」のような民主化を求める対立とは違い、タイ国内の「権力闘争」であることです。

そもそもの対立の発端はいつなのか、長いことデモを繰り返しているので、よくわからなくなっている気がしますが、その原点は、インラック女史の兄であるタクシン氏が政権を取った2001年ではないかと思います。

タクシン氏は北部チェンマイの有力財閥の出身、祖先は中国南部からタイに流れ着いた※「客家」です。
IT産業で成功をおさめ政界に進出、農民層の圧倒的な支持のもと、首相まで登りつめました。

※客家=「中国のユダヤ人」 元は中国東北部の出身ながら長い年月をかけて中国各地を転々としたため、こう呼ばれている。独自の言語・文化を持ち、商業・学問にたけている。中国の鄧小平(元・最高指導者)、シンガポールのリー・クァンユー(初代首相)は客家出身。

それまでタイの政界は、南部バンコクを中心とした王家とつながりの深い、いわゆる「特権階級」の人々によって長い間支配されていました。
タイは日本人が考えている以上に「階級社会」です。一部の特権階級の人間が、政治・経済のほとんどを支配していました。
それはそれで、ある意味「安定」していました。

そこへ登場したタクシン氏、新興勢力として南部の特権階級が得ていた既得権益の取り崩しを行い、出身地の北部への権益誘導を図りました。
また国民の半数を占める農民に対してバラマキとも見える大胆な優遇政策を行い、タイ全土では大きな支持を得るようになりました。

これに危機感を抱いた旧勢力側がタクシン氏の追い落としをはかりました。タクシン氏は2006年9月に起きたタイ王国軍による軍事クーデターにより失脚しました。

その時国外にいたタクシン氏は国に戻れず、今も国には戻れていません。これで氏の政治生命は終わったかと思いきや、実妹のインラック女史を政界に進出させ、ついには政権を奪取しました。これにより両派の対立が再燃したわけです。
今回インラック女史が失職したのも、兄タクシン氏を帰国されるために、国家安全委員会に自派寄りの人選をおこなったというのが理由です。

と、カンタンにこれまでの経緯を説明しましたが、みなさんどう感じたでしょうか?

両派の対立、Ani思うに両派とも「大義」がありません。

国を思っての行為、国民の幸福を思っての行為というより、要は自分たちの権益確保のための「利己的(わがまま?)」な行動に過ぎません。

一見タクシン派は庶民寄りのように見えますが(デモはバンコク以外では起っていません。なぜならタイの「地方」はほとんどが「農民」だから。「反政府派」と言ってはいますが、そのほとんどはバンコク近郊に住む特権階級とその恩恵にあずかっている人たちなのです)、出身地であるチェンマイに新たな「特権階級」層を作ろうとしているともとれるのです。

これはAniの推測ですが、そのことを理解している日本のマスコミは、そこに触れることができないのでは。
要は自分たちがいい思いをしたいがために争っているだけですから。ひょっとしてそれぞれの勢力になんかしらの繋がりがあって、悪く報道できないのかもしれません。

加えて、タイらしいといえばそうなのですが、この状況を取り巻くタイの国民も、様子をみながら自分たちが得するほうにつこうとしている節があります。

これは前から噂されていることですが、デモに参加している人の中には、日当目当てに参加している人が結構いるそうです。
昨日は「赤シャツ」、今日は「黄シャツ」なんて強者もいるそうで、TVで流れるデモの様子に緊張感がないのは、そのせいでしょう。

アジアのなかでは珍しく「親日」的なタイ。
日本も「親タイ」なのは言うまでもありませんが、最近はビザ緩和のおかげで、日本を訪れるタイからの観光客も爆発的に増えているそうです。

今後ますます関係が深まるであろう両国、庶民レベルの交流では、この政治的対立の影響はあまりありませんが、以前日系デパートがとばっちりで火事になったりと、全然影響がないわけではありません。

いい加減双方とも「大人」なって、不毛な対立に終止符を打ってもらいたいものです。

よけいなお世話かもしれませんが。
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2014/05/11 18:33 時事 TB(0) CM(0)
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