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Author:Ani huazhong 最新記事
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みなさん、朝ドラ、観てますか???
10月から始まっている新シリーズ 「わろてんか」 今シリーズは歴史もの。吉本興業の創業者 吉本せい が主人公のモデルです。 最近の朝ドラ・歴史ものは、近現代のそれほどメジャーではない女性をモデルにして成功しています。 「花子とアン」は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子、「あさが来た」が大同生命の創業者・広岡浅子、「とと姉ちゃん」が「暮らしの手帖」の創刊者・大橋鎮子、「べっぴん」は子供服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子 と、こうして並べてみると、NHK、ずいぶんこだわったな。でも、「知らざれる偉人」を知ることができて、Ani的には興味深く観ていました。 ただ、今回の 吉本せい は、これまでの主人公に比べるとかなりメジャーです。 そもそも この人をモデルとした山崎豊子の「花のれん」という小説が1958年に発表されていて、この作品は直木賞を取ってます。 その後、この作品は何度もドラマ・映画・舞台化されています。なかなか手ごわい素材です。 主人公「てん」を演じる 葵わかな 、どっかで見たことあるなと思っていたら、CMに出てたんですね。 このアート引越センターのCMは2015年から始まっていろので、2年間も続いていることになります。 他にも マイネオ とかいろいろ出ていて、そこそこ顔は知られているようですね。 ただ、そんなに印象が残るタイプではないので、朝ドラの主人公に選ばれたのは、Ani的には少々意外でした。 さて、肝心の中味の方ですが、最初はかなり戸惑いました。 遠藤憲一ほかの脇役陣も充実していて演技的には問題ないのですが、脚本が良くない。 エピソードのつながりが悪く、場面に感情移入する前に話がどんどん進んでしまうので、第4週くらいまでは「なんじゃ、これ?」といった感じでした。 朝ドラの歴史モノの場合、第一週は主人公を子役が演じるのはお約束なので、それは良しとするにしても、主人公夫婦が初めて芝居小屋を持つまでの展開がかなり荒っぽく急いで作られた印象です。 ただ、先週あたりから話が落ち着いてきたというか、やはり「吉本せい」の話ですから、寄席や芸人たちが出てこないとそれらしくなりません。ひょっとしたら、これからの展開を際立たせるために、最初のエピソードはかなり端折ったのかもしれません。 確かに先人の作った過去の作品があるので、脚本家としては意識せざるを得ないでしょうね、はっきり言って「やりづらい」 でも今の視聴者は30年以上前の前作を覚えているいる人なんかほとんどいないので、パクリはまずいけど、話が被るくらいなら意識せずにやったらいいと思います。 これから昭和の時代を賑わした大物芸人たちがどんどん登場するはず、楽しみです。 だから、あえて誰が誰を演じるのかは調べないことにしました。意外性を楽しみたいので。 今シーズンは、「やすらぎの郷」の後番組「トットちゃん」が、秀逸です。なかなか楽しめます。 こちらは「昼ドラ」ですが、同じ毎日放映される帯番組で放送時間もほぼ同じ。 「トットちゃん」が面白いので、余計に「わろてんか」のアラ(?)が目立ってしまった感があります。 両番組とも、ご興味あれば 是非に! |
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