歌う ´◇`)/ O✖△◎!  Aniのあれこれ言いたい放題!
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プロフィール

Ani huazhong

Author:Ani huazhong
                            
Ani(アニ)と申します m( )m

早期退職後、軽貨物配送業を2013年1月に開業しました。

屋号:
Ani Express
(アーニー・エキスプレス)

たまに歌います(^0^)

どうぞ よろしく(^-^)

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八尾の中心街はJR越中八尾駅から約3Km、上図でいうとちょうど真ん中より下あたりです。
先週紹介した「町流し」を行う11の「町」のうち、10の町がこのエリアにあります。
これらの町は「旧町」といって昔からある町、対して駅近くの「福島」は旧町から移り住んだエリアだそうな。
なので「福島」地区は今風というか、なんとなく新興住宅街の趣です。

と、ここまでは観光案内のパンフレットに書いてあった話、Aniが当日地元の人に町屋についてお話を聞いたところ、町名で「新」がつくところは「旧町」の中でもあとから出来た町だそうです。

八尾の中心を流れる井田川はかつて「暴れ川」で、下流の人たちは度々水害に悩まされていました。
江戸時代に大きな水害があったとき、それら下流の人々はその地での再興を諦め、川の上流に移り住んだそうな。
なのでこれらの「新」のつく町は、中心地から一番離れたところか、急な崖の上にあるんだそうです。

普段暮らしているときは、知らない人と必要以上の会話はしませんが、旅に出ると人恋しいのか、Aniは地元の人に積極的に話しかけます。田舎の人は大抵話好きなので、いろいろ教えてくれます。こういう地元の人しか知らない話が聞けるので。

駅から南下し「井田川」を渡り、「旧町」まで歩くことにします。

と、最初の「町流し」に遭遇。





子供たち、可愛いね!
昼間の「町流し」は、イメージしていた妖艶な踊りとは違います。

「おわら風の盆」といえば、笠で顔を隠した男女が暗闇の中、切なく響く胡弓をバックに一晩中踊り明かす、が皆さんのイメージではないでしょうか。
でもこれはそもそも「盆踊り」、お盆に現世に帰ってくるご先祖様をもてなす行事なので、まずは地元の人々が楽しめなければ意味がないでしょう。
どちらかといえば「観光化」された「夜」の踊りに対して、子供たちも一緒に踊る「昼」の踊りは、本来のこの行事の目的を見た気がします。

P9020084 (1)



髪飾りは「酔芙蓉」



このショットが、「風の盆」らしいといえば、そうかも。



2万人が暮らす八尾の町に、この時期は30万人の観光客が訪れると聞いていたので、相当の人出を覚悟していたのですが、そうでもない感じ。
多分、八尾の町のあちこちで「町流し」が行われているので、分散化されているのだと思われます。
それとやはりメインは夜なので、昼間の人出はそうでもないのかもしれません。



どこの町だったか忘れましたが、それぞれ家に「幕」がかけてあります。
何か意味があるんですかと、外にいたおばあさんに聞いたのですが、解らず。
この時期になると、町会の人が勝手に飾っていくのだそうです。
おおらかで、なんか微笑ましいい。

それと気がついたのですが、八尾の町の家並みは、どこも間口が狭く奥行のある「町屋」づくり。
これも地元の人に聞いたのですが、理由はここも「京都」と同じで、江戸時代、間口の幅で「課税」されたそうな。



今もそのままに暮らす、この佇まいがいいんですね、大体どこの家も入口を土間にして、奥が座敷になっています。
覗いてみると、どこのお宅も縁台をだしてビールなんか飲みながらくつろいでいます。
きっと都会に出た子供たちも、お盆に帰ってくるのでしょうね、そんな雰囲気。
このあたりはそこそこ標高が高いから、クーラーはいらないでしょう。
きっと家の中を風が吹き抜けるんだろうな。



このあといくつかの町で「町流し」に遭遇した後、旧町で最も古い「諏訪町」にたどり着きました。



ここは「日本の道 百選」にも選ばれている、江戸期の佇まいを残す街並みです。
確かにいい感じのところ、ただ、ちょっと「観光地」化されているかな。
人の暮らしの「匂い」は薄いところです。
でももっと暗くなって、道脇の提灯に火が入ったら、幻想的な感じになるのでしょうね。



古いエリアですから歴史ある神社があったりして、お参りしたり、小腹がすいたので屋台を冷やかしたりしているうちに、演舞場の開演時間が近づいてきました。



会場の「八尾小学校」は諏訪町からちょっと降りたところ。



グランドにパイプ椅子を並べて仮説会場です。田舎町の年に一度のイベントですから、そのこと自体は別にいいと思いますが、けっこうステージまで遠いな、すぐ後ろは「自由席」です。やはり出足が遅いと後ろの席になってしまうようです。

開演15分前くらいに入ったのですが、指定席でも空席が目立ちます。
でも5分くらい前になったら、ほぼ埋まってきました。
ただ「自由席」の前の方でもかなり空席有り。こちらの料金は買った指定席の半額(1600円)なので、来年以降来られる方は、当日「自由席」狙いでも行ける気がします。



開演。
ステージでの演技ですから、いろいろ演出されていて楽しめます。
ただ、いかんせんさっきまでほぼ「目の前」で踊りを見ていたので、この距離はやっぱり遠い。

先月、南越谷の阿波踊りをホールの「サンシティ越谷」で観たのですが、「阿波踊り」は踊りがダイナミックなので遠目に見ても楽しめますが、「風の盆」の舞は繊細なので、遠いとイマイチ伝わりません。

そうこうしているうちに「睡魔」が。
ほぼほぼ朝から歩き通し、ビール&昼に日本酒も仕込んでいるので、あっさり「寝落ち」してしまいました。

と、終演(21時)まで30分を切ったあたりの突然の雨で目を覚ましました。
はじめは小雨、このまま見切ってしまおうかと思いましたが、本降りになってきました。

さすがに無理、聞くところに寄れば、「町流し」も雨なら中止になるとのこと。
残念ですが、今夜は退散するしかなさそうです。



と、小走りに駅まで急ぐ、といっても演舞場から駅までは2Km以上あります。

ん? なんか小降りになってきたぞ。



途中の「聞名寺」、ここも「風の盆」の会場。
小降りになったものだから、みんなここに立ち寄って、思わぬ混雑です。
しばらく待って見物しようかとも思いましたが、また降ってくるかもしれず、やっぱり駅へ。

10分弱歩いたかな、駅近くまで来ました。

とある商店の前に人だかり、「町流し」が行われているようです。

もう最後だからと見物、さて駅へと思ったのですが、流しの一団はそこから離れません。
ひょっとして次の「流し」があるのかな?
しばらく待っていると、一団ぞろぞろと真っ暗な住宅街の方へ移動していきます。

街灯もない真っ暗な駅裏を進んでいきます、雨だし、もうお開きなのかな。
ダメもとでしばらくついていくと(Ani以外についてくる観光客はいません)、割と新し目の住宅の前で一団は止まりました。

リーダーらしき地方(唄を担当する人たち)の人がインターホンを鳴らすと、家の人が玄関前に出てきました。
どうやらここで、踊りがはじますようです。

こんな様子でした。

https://www.youtube.com/watch?v=o2xQV2VOIbQ&t=93s

何本もない道脇の提灯の明かりで踊るその姿は、幻想的、感動しました。

踊り終わると、その家のご主人らしき人が、先ほどのリーダーに「ご祝儀」を渡しています。
調べたのですがわからなかったので、あくまで推測になりますが、おそらくその年に亡くなられた人がいる家でないかと。
追悼の「踊り」を捧げる習慣があるのではないかと。

ご存知の方いませんか、Aniはすごく気になっています。

こうして「おわら風の盆」、堪能しました。

ただ、富山へ帰る電車は0時過ぎてもあるし、どこかしらで一晩中誰かが「流し」ているとのことなので、始発電車(4時過ぎ)まで楽しむことも可能です。(ちなみにこの始発列車を見送る「流し」も有名らしい)

「八尾」の町自体に、すごく惹かれるところもありますので、ここは再訪ありです、また行きたい。

次週は、その日の午前中に訪れた、富山市 市内観光 !


2017/09/18 09:31 散歩・旅行 TB(0) CM(0)
全県制覇の旅も残すところ富山、山口、大分、宮崎、鹿児島の5県となりました。

時間と費用の節約のため、これまでの移動手段は行きは必ず深夜バス、しかし流石に本州の最西端の山口と九州の宮崎、鹿児島はキツイ(というか、そこまで行く深夜バスはあるのかな?)、となると、バスが使えそうなのは富山だけとなります。

実は5月のGWで富山行きを企画したのですが、出遅れのためバスもホテルも取れず、さてどうしよかと思っていたところ、今年の「おわら風の盆」が週末に行われることを発見、試しに富山市内のホテルが取れるかなと探してみると、9月2日(土)に一軒だけ空いているビジネスホテルがあるじゃありませんか!で、迷わず予約、あとは行きのバスですが、こちらの方は3ヶ月前から予約可能のため、6月に入って速攻で予約を入れ無事完了となりました。

「おわら風の盆」



有名ですよね。
あえて説明の必要はないかもしれませんが、富山市八尾町で9月1~3日に行われる伝統行事です。

9月1日は元旦から数えて二百十日、台風到来の時節です。昔から収穫前の稲が風の被害に遭わないよう、豊作祈願が行われてきました。その祭りを「風の盆」というようです。
これも「盆踊り」なのでしょうか、発祥は江戸元禄期、その後明治・大正時代に改良がなされ、今の哀愁漂う踊りと唄になりました。

どんな踊りなのか、例えば徳島の「阿波踊り」を「動」とすれば、この「風の盆」はその対極にある「静」、優雅に且つ妖艶な踊り、そしてなにより特徴的なのが、まさに哀愁漂う「胡弓」の響きです。

Aniがこの「風の盆」を知ったのは、一冊の小説からでした。



「死んでもいい。不倫という名の本当の愛を知った今は――。ぼんぼりに灯がともり、胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふける。越中おわらの祭の夜に、死の予感にふるえつつ忍び逢う一組の男女。互いに心を通わせながら、離ればなれに20年の歳月を生きた男と女がたどる、あやうい恋の旅路を、金沢、パリ、八尾、白峰を舞台に美しく描き出す、直木賞受賞作家の長編恋愛小説。」
(以上、新潮社HP 書籍詳細 より)

1987年の作品。
簡単に言ってしまえば「不倫小説」です。
世はバブルの最盛期、当時は「不倫」がちょっとした「ブーム」でした。他に有名なのが渡辺淳一氏など。

いまでは考えられないですが、なぜか許されていたんですよね、あの頃。
バブルで使い切れないマネーで、金持ちは悪びれることなく「不倫」してましたね。

ただ、「不倫」の方が「純愛」に思えた気もします。
やっぱりそれなりの「リスク」はありますから、それでも「愛」を貫き通せば、それは切なく美しい。
当時はそこにハマりました。
そして背景となる八尾の町と、「風の盆」に俄然興味が湧きました。いつか行ってみたいなと。

ただ、実は今回八尾に行くにあたり、もう一度読み返してみようかと思いましたが、やめました。
八尾の町や踊りの描写等が旅の予備知識になるかなとも考えたのですが、やっぱり本来のテーマは「不倫」だからね。
八尾の町を「不倫」でイメージしてしまうのもどんなもんかなと。

この作品をモチーフとした 石川さゆりの歌もあります。

「風の盆恋歌」
https://www.youtube.com/watch?v=ZLTE5nfSBP0


小説のなかのヒロインを象徴する比喩として、「酔芙蓉」が登場するのですが、これは歌の歌詞にも出てきます。


儚く可憐な花です。

そんなことは忘れていたのですが、思わぬ形でこの花に出会いました。
それは踊り手の少女の「髪飾り」

先のビデオの1分過ぎに登場する少女のかんざしがそうです。
Aniが行った当日も、同じように酔芙蓉のかんざしを刺した少女を何人か見かけました。

だいぶ前置きが長くなってしまいました。
そろそろ八尾の町に行きましょうか!



9月2日(土) 午後2時半、八尾到着。

午前中は富山市内を散策(実はこの時も懐かしい出会いがあって。。。これは後日書きます)、駅前で昼食後に八尾へ移動。

JR高山本線を使うのですが、ここで注意、「風の盆」の時期は人が殺到するので、普通に切符が買えません、まず切符を買うための整理券を事前に入手する必要があります。Aniも富山駅に朝到着するまでそんなことは知らなかった、気づいてなければ八尾に行くことさえ出来ないところでした。
流石に混んでました、座れません。でも約30分で越中八尾駅に着きました。

八尾は富山の外れの山あいの町ですから、Aniはのどかな農村っぽい田舎町をイメージしていたのですが、雰囲気は町屋の佇まい。



八尾町はかつて「富山藩の御納戸」と称されるほど経済力豊かな町で、街道の拠点として飛騨との交易や売薬、売薬用紙の販売、養蚕による収益などで繁栄していたそうな。
どうも「商人の町」だったようです。





いい感じのレトロですね!



南下して井田川を渡ります。元々栄えていたエリアはこの井田川を超えた坂の上。
いいですね、古い町並みと豊かな自然。なんだか時間がゆっくり流れている気がします。

「風の盆」は3つのカテゴリーに分かれています。

ひとつは「町流し」といって、「旧町」と呼ばれる11のエリア(東新町、西新町、諏訪町、上新町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町、福島)にそれぞれある「おわら保存会」による、それぞれの町内におけるいわゆる「路上ライブ」で、午後3時から少しずつ場所を変え、踊りと唄を披露します。

もうひとつが「輪踊り」で、これは一般の観光客も参加可能で、それぞれの町内で大体午後10時以降にちょっと広めの会場で実施されます。

あとひとつは「演舞場」での踊りの披露で、今年は八尾小学校のグランドに特設ステージが設けられ、各町の保存会によるパフォーマンスが披露されます。

演舞場の鑑賞は有料です。指定席 3600円。案外あっさり買えてしまいました。
開演は午後7時。

それまでは各町の「町流し」を追いかけることにします。

~続く~



2017/09/10 17:45 散歩・旅行 TB(0) CM(0)
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