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Author:Ani huazhong 最新記事
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2016年11月
つい先日、「紅白歌合戦」出演歌手の発表がありました。
「初出場」と「落選」で盛り上がるのは暮れの年中行事ですが、特に「落選」については、そこまで大騒ぎすることかと、毎年思うAniです。 よく聞かれるのは、「選考基準がよくわからない」 その年に活躍した歌手、というのは大晦日に今年一年を振り返るという趣旨から考えれば当然でしょう。 今年も大ヒットした映画「君の名は」の音楽を手がけた RADWINPS は、しっかり選ばれましたね。 今年あった大きな出来事に絡めて選ぶもありでしょう。今年でいえば「リオ五輪」。 ゲストでメダリストはいっぱい出てくるでしょうね、じゃ関連する歌手だと? 安室奈美恵はNHKのテーマソング歌ってたのに、出ないんですね。 ただ出演組の 嵐 や 福山雅治 は他局でテーマソング歌ってるんです、でもそれで選ばれたわけではないでしょう。 いわゆる「選考基準」的なものは、あるとすればせいぜいこんなものではないでしょうか。 それ以外の「基準」は特にないのではと思います。 暮れの国民的行事になってしまった「紅白」ですが、そうは言っても所詮テレビの「歌番組」に過ぎません。 だからその時の番組プロデューサーの意向(趣味?)が反映するでしょうし、歌手の側にしてもすべての歌手が出演を引き受けるわけではありません。今年の活躍度からいえば、 松任谷由美 や 桑田佳祐 が選ばれてもいいはずなのですが、出ないってことは辞退したんでしょうね。逆に KinKi Kids は大晦日のスケジュールが空いたらか出るんでしょう。 オファーすれば出てくれることを前提とすれば「基準」も作れるでしょうが、誰もが出演したいわけではないことを考えれば「基準」は無理ですね。 なので最近増えてきた、ベテラン大物歌手の「卒業」というのも、なんだか滑稽に見えます。 「自分は選ばれて当然だが、あえて後進に道を譲る」と言いたいのでしょうが、「落選」したらカッコ悪いので、先手をうって辞退するようにしか、どうもAniには見えません。 結局みんなが大騒ぎするのは、自分の観たい歌手が出るか出ないかで騒いでいるに過ぎないんじゃないかと、思うAnでした。 さて今年の「紅白」 Ani的には、和田アキ子 観たかったなあ。 「あの鐘を鳴らすのはあなた」 は、Aniのカラオケ18番でもありますし。 ![]() 浦ちゃん(桐谷健太)出るときに、auのCMキャラクター(三太郎+かぐやと乙姫&オニ)は出るかな? ![]() 星野源が出るのなら、是非 バックでガッキー(新垣結衣)に「恋ダンス」、踊って欲しいな! ![]() そして最後に苦言。 なんで民放各局は、バラエティー番組で「紅白」を大きく取り上げるのでしょうね。 「紅白」は各局にとって「裏番組」、それを番組で取り上げるということは、わざわざライバル局の宣伝をしているようなものです。 そのくせその最後に、「なお当局では同時間帯に○○を放送します、そちらの方もよろしくお願いします」と言うではありませんか。 初めから、「「紅白」には負けてもしょうがない」感がありありなのに、そのくせ最後に自局のアピールをするあたりが、なんともカッコ悪いなあと、いっそ潔く取り上げない方がいいのでは思います。そっちはスポーツ紙に任せておけばいい。 あ、でも録画って手があるか。 日テレの「絶対に笑ってはいけない ○○」は、録画で見られている方が多いと聞いたことがあります。 今年は「科学博士」 だそうです。 ![]() 確かに。。。 Aniもその一人でした!(>.<)
少し古い話題になりますが、作家以外で初のノーベル文学賞受賞となった、米歌手 ボブ・ディラン氏。
![]() 12月の授賞式には「先約」があって欠席すると、賞のアカデミーに手紙で連絡があったようですが、授賞式を断るほどの「先約」ってなんなのでしょうね。よくわからないじいさんです。 さて、この「ボブ・ディラン」氏。 皆さんどの程度ご存知でしょうか? 名前だけは知っている? いや、名前は聞いたことがある、程度の人がほとんどではないでしょうか。 今回の受賞で簡単な経歴等は報道されましたので、彼が米国のフォーク歌手であることはようやくわかったとおもいますが、彼の曲となると厳しいですね。 日本で彼のことを一番よく知っている世代は、いわゆる「団塊の世代」の60歳代。 彼らが青春時代の60年代、アメリカでは公民権運動やベトナム反戦など、いわゆる「学生運動」の最盛期で、それらを題材にしたメッセージ性の強い「プロテストソング」を歌い、ディランはアメリカで「フォークの神様」ともてはやされました。 それを知った当時の日本のフォークシンガー(小室等や岡林信康、吉田拓郎他)がディランを絶賛したため日本でも知られるようになったのですが、彼の場合「曲」よりも「歌詞」の方が重要だったため、日本では「曲」としてはヒットしませんでした。 確かに決してうまいとは言えないしゃがれ声で、ギター1本の弾き語りで歌われる派手さのないフォークソングは、ネイティブのように歌詞が理解出来ればそうでもないのでしょうが、理解できない日本人には正直退屈でした。 その後も日本ではほとんどヒットせず、(多少売れたかなと思うのは1975年に発表された「ハリケーン」くらいかな。冤罪で20年間服役したプロボクサーの話)、だからAniたち50歳代以降の世代は彼のことをよく知らなくてもやむ無しなのです。 ただ、彼が歌った曲はヒットソなくても、他人が歌った曲は案外知られています。 代表曲「風に吹かれて」も、彼自身が歌った曲よりジョーン・バエズが歌ったバージョンの方が有名です。Aniもこっちのほうが好きです。 https://www.youtube.com/watch?v=BWA62W9bVm4 映画「ビリーザキッド」の主題歌「天国の扉」(この映画にはディラン本人も出演している) 本人も歌ってますが、エリック・クラプトンのレゲエバージョンの方が知られているのではないかな。 後にガンズ・アンド・ローゼズもカバーしています。 https://www.youtube.com/watch?v=-ItL_N400V4&list=PLLZHEqkj9bHHwO9nyc0aTyiRf8WzpYfaW Aniが一番好きなのは、ザ・バンドの「アイ・シャル・ビー・リリースト」 youtubuでこっちが出てきたので、豪華版でお届けします。(多分、映画「ラストワルツ」より) https://www.youtube.com/watch?v=HRhZ9Y9Okmg ノーベル賞授賞式に出席しないから、恐らく彼がこの先日本で話題になることはないでしょう。 次に話題になるとしたら、それは亡くなった時??? 失礼 m(_ _)m
トランプ 勝っちゃいましたね???
先週のブログのタイトルは 「トランプが大統領になったら」 でした。 初め、このタイトルの頭に「もしも」を加えようと思ったのですが、そう書いてしまうと「クリントンで決まり」と受け取られかねないのでやめました。 この時点で両者の支持率は10%も差が開いていません。大激戦です。普通に考えればどちらが勝っても不思議じゃないはずです。 なのに、なぜか米大手メディアは先週の時点でも「クリントン勝利」を確信してました。 で結果トランプが勝ち、「トランプ ショック」で米国は大混乱。 今となって考えれば、結局大手メディアは「クリントン勝利」を冷静に分析した上で予想したのではなく、「クリントンに勝ってほしい」という「願望」だったのですね。 大手メディアの人々は、「格差社会」でいうところの「上」のほうに位置する人々。クリントンを応援したハリウッドセレブやロックスターも然り。 現・民主党政権によって、いわゆる「いい思い」をしている人たちであることは間違いありません。だから現状維持を望んで当然なのです。 でも勝ったのは「トランプ」 世論調査に正直に答えていなかった「隠れトランプ支持者」が勝利の要因だとも言われていますね。 映画監督のマイケル・ムーアが、7月の段階で 「ドナルド・トランプが大統領になる5つの理由を教えよう」 というブログがおもしろいので紹介します。 ![]() http://www.huffingtonpost.jp/michael-moore/5-reasons-why-trump-will-win_b_11254142.html 日本ではハリセンボンの春菜のネタで有名な氏ですが、選挙結果を見事に言い当てています。ちょっと見直しました。? 日本でも木村太郎氏が当初からトランプ勝利を言っていました。見えてた人にはわかっていたことなんでしょうか、いや、本当はクリントン支持者もトランプ支持の勢いが強いことはわかったいた、ただ、それを信じたくなかった? 現実を直視できなかった?? 大統領選勝利後の最初の会見で案外まともなスピーチをしたので、大統領になったらそんなに目茶苦茶はやらないだろうという見方も出ています。 Aniも、果たして彼が掲げていた「米国第一主義」とそれに伴う過激な主張は、本当に彼の本心からでたものなのか、実は選挙に勝つために、人々の注目を集めるためだけのスローガンであって、本気でやる気はないのではないかと疑っています。 これまでのトランプ氏の経歴を考えれば、「大統領になりたい」思いがあるのは確かでしょう、そしてやるからには必ず勝つ、それには手段を選ばない、ここは間違ってないと思います。 では、彼が大統領になりたい理由は? 大統領になって何がしたいのか? ここがわかれば、この先彼が何をするのかが予想できると思い、ネットでいろいろ探ってみたのですが、これが出てこない。 政治家になりたい人は、普通は「政治家になりたい理由が先にある」とAniは考えています。 たとえば、田中角栄のように自分の故郷を豊かにしたいとか、難病で苦しむ人を助けたいとかetc 「政治家になってがっぽり稼ぎたい」なんて掲げたら、そもそも当選なんかしないので、たとえウソでもその手のスローガンを掲げるものなのですが、トランプ氏の場合、これに類するような記事にヒットしませんでした(探し方が悪いのかも知れませんので、知っている方、ぜひ教えて!) 政治経験も軍経験もないはじめての大統領だそうですが、彼は「大統領」になりたかったのであって、決して「政治家」になりたかったわけではないと思います。 そう考えると、彼の場合選挙前に掲げた公約を守るという発想が、そもそもないのではないかと思うのですよ、「政治家」ではないから。 案外、なってしまって「どうしたもんじゃろなあ」と一番思っているのは彼なのかも知れません。 虚栄心の塊のような男だとしたら、次に彼が目標とするのは 「歴史に残る名大統領になること!」 こう考えてくれれば、意外にいい方へ転がっていくのかも知れません。 果たして今の世の中で、その国のトップになることは賢い選択なのだろうかと思うことがあります。 どの国でも問題山積みで、敢えてそれに挑む大変さ、そして失敗すればボロクソに言われる..。 トランプ氏の健闘を祈ります。
「史上最低」と言われている、今の米国大統領選挙。
![]() トランプ氏、TV討論で女性蔑視問題をさんざんつつかれ、「勝負あったかな」と思っていたのですが、まさかのメール問題再燃で逆にクリントン氏が窮地に、一部の米メディアでは支持率逆転とも報じられています。 Ani的には、「なんでメール問題が、こんなにも「問題」になるのかな?」と訝っていたのですが、昨夜のNHKスペシャル 「揺らぐアメリカはどこへ 混迷の大統領選挙」を見て、なぜトランプに支持が集まるのか、少しわかった気がしました。 昨夜の番組を要約すれば、これまである意味で米国の「良識」代表してきた白人中間層が、経済のグローバル化と不法移民の増加により失職、この苦境を打開すべく「チェンジ」を信じて大統領に押し上げたオバマ氏だったのですが、結局「チェンジ」は起こらなかった、人としてはかなりの問題があるトランプ氏ですが、オバマ政権の継承者であるクリントン氏にこの苦境を打開できるとは考えられず、ともかくこの経済的に苦しい状況を何とかしてくれと言う白人中間層の切実な思いが、しょうがないけどトランプ支持につながっていると、Aniは理解しました。 敗れた対立候補を思いやって政府の要職につけるのはよくあることで、オバマ氏も彼女を国務長官に、流石にこれで引退かと思いきや、なんと8年越しで大統領選に出馬です。 大統領選挙って出るだけでも相当な金がかかるので、一度出馬して敗れた候補者が再び出馬することは経済的にもかなり厳しいはずなのですが、執念なのでしょう再び出馬、じゃその資金の出処は? ウォール街?? ずーっと政治に表舞台にいて、それだけでも国民はかなり食傷気味なのに、また大統領選に出る??? メール問題も、使っていた個人アドレスから機密情報が漏れたわけではないのですが、公のアドレスに記録として残せないようなやり取りをするために使ったとも言われていますので、なるほど、だから騒ぎになるのか。 「嫌な女だ!(ナスティー・ウーマン Nasty Woman、直訳すれば「錆びた女」)」と、トランプ氏が討論会で吐き捨てていましたが、そこは 「確かに!」 と、思う人は多いのでしょう。 さて、あと2日に迫った大統領選挙。 盛り返してはいるももの、やはりクリントン氏が勝つと米メディアは予想していますが、まさかの英国EU脱退の国民選挙のこともありますので、トランプ氏が大統領になる可能性も十分あります。 なったら大変なことになると世界中が戦々恐々なのですが、日本としてはなってしまった時の対処も考えざるを得ません。 移民問題は直接日本に関係することはないでしょう、彼の主張から考えると、関係しそうなのはTPPと安保かな。 彼の根底にあるのは「米国第一主義」 TPPについてはトランプ氏だけでなくクリントン氏も反対なので、この問題に関してはどっちが大統領になっても推進している安倍政権としては困った問題でした。 だから今必死になって今国会で通過させようとしているわけなのですが、要はTPP経済圏での関税フリーになれば、先程話題にした白人中間層の雇用がますます不安になる懸念から二人共反対なのです。 だからこの問題に関しては、日本はもう腹をくくるしかないでしょう。関税撤廃で日本の農業が危ないと農協等の既得権者は主張しますが、根にある日本の農業の問題点は後継者不足など他にあるので、彼らの主張は自分たちの延命にしか聞こえません。 安保に関しては、現在も日本が在日米軍の駐留経費を相当負担していることをどこまで理解しているのか疑問なのですが、一部在日米軍の撤退がありうるとすれば、その穴をどうするか、自衛隊がカバーするとすれば中国ほかの反発は必須です。 しかし穴があいたままにする訳にはいかないので、安倍政権ならやるでしょうね、またやりたそうだし。 南シナ海への中国の進出など、アジアの軍事バランスを考えると米国の撤退はありえないと思うので、流石に氏もそれに気づくと思うのですが、何をしでかすかわからないという点では、こちらも腹をくくるしかないのかもしれません。 トランプ氏の発言や動向に対して、日本は右往左往、一喜一憂しないことが肝要です。 悲観してもしょうがない、腹をくくりましょう! |
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