カレンダー
プロフィール
Author:Ani huazhong 最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
![]() カウンター
|
2015年09月
犬山市までは「名鉄(名古屋鉄道)」を利用します。
名古屋に乗り入れている私鉄は「名鉄」と「近鉄(近畿日本鉄道)」 関東が「東武」「西武」「東急」「京成」の4社あるのに対して、中部は2社ですから、調べてみると名鉄は南は豊橋・瀬戸方面、北は岐阜方面と、ずいぶん広範囲にカバーしてます。 乗るのは今回が初めてではありません。以前の会社の営業所が犬山市へ行く途中の「岩倉」という駅にあったので、4、5回は乗っているかな。 その当時は他社でリタイヤした特急車両(ロマンスカー他)が普通に通勤車両で使われており、「これ、乗っていいのかな?」と戸惑った記憶があります。今回10数年振りに乗りましたが、下記の通り現在は普通の車両です。 ![]() 大都会名古屋を出発して10分も走ると、車窓はずいぶんのどかな風景に変わります。 そこは関東と比べると違うところですね、でもその「田舎っぽい」佇まいは悪くありません。 で、約30分で「犬山」駅に着きました。 ![]() 何の変哲もない駅舎、駅前も静かです。 何の予備知識もなく訪れたので、予想通りでも予想外でもなく、そんな感じです。 人口74,200人、「尾張の小京都」と言われるそうな。 その後に街を散策して、なるほど確かに「小京都」っぽい感じがしましたが、この時点では、言い方が良くないかもしれませんが、フツーの地方都市の駅です。 Aniが知らない街を散策するときは、まず駅にある「観光案内所」(規模はともかく、どこでもそれらしきものは必ずあります)に行くのですが、改札のすぐ隣にある案内所、オープンが9:00でまだ開いてません。 仕方がないので入口前にあるスタンドラックから、市内地図が乗ってるパンフレットを何とか探し出し、とりあえず「お城」まで行ってみることにします。 ![]() 頼りない地図ですが、ないよりマシか。 駅に設置されていた案内図によれば、お城までは途中に城下の町家を抜けて徒歩で20分くらいです。 とりあえず町家の入口まで、駅からまっすぐの道を進みます。 ![]() 古い町である雰囲気はありますね、でも町家の入口までは、特に気になるところはありません。 入口である交差点を右に曲がると、おお、「城下」って感じです。 趣のある古い建物、ここから「観光地」です、早すぎてやってませんが、お土産屋、カフェがポツポツ現れます。 ![]() ほとんど人通りなし、たまに地元住民とすれ違う程度、キョロキョロしながら進んでいくと、ようやく「お城」が顔をのぞかせました。 ![]() 見えてる城を目指して進むと、城の入口前は駐車場とちょっとした広場になっていて、この休みはイベントをやるのでしょう(何のイベントだったかは忘れた!)、そのための準備にみんな忙しそうです。 屋台には立派なビール・サーバーが見えるのですが、イベント開始は10時なのでまだ買えそうにありません、残念! でも時間は9時を過ぎましたので、もうお城には入れます。 神社を抜けていくと近道らしい、なので挨拶がわりにまずその神社でこの旅の安全を祈願しました。 ![]() ![]() ![]() 城への坂をしばらく登ると、ようやく入口にたどり着きました。 ![]() 想像よりも「こじんまり」としています。ひっそりと静かに佇んでいるって感じかな、いいですね! ここ「犬山城」は、「現存天守12城」といって、戦国・江戸期に建てられた現存する天守の一つです。 ちなみに「12城」は、弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城。みなさん、いくつ行ってます?ちなみにAniは姫路城、松江城、高知城だけですね。 ここ「犬山城」について、Aniは昔から興味がありました。なぜかというと、このお城が「個人」の所有だと聞いていたから。 すごいと思いません、個人で所有ですよ、どんだけ維持費がかかるんだろう?で、一度行ってみたいと思っていました。 行ってみてわかったことは、その所有者は成瀬家、この城の城主で代々尾張藩の家老を努めたそうな。 ![]() 代々の成瀬家 当主 「お殿様」ですから、地元の名士ですね。 でも流石に個人所有を続けるのは難しいのでしょう、平成16年に城の維持を目的とした財団法人に寄贈され、管理は犬山市が行っています。 だいたいどこのお城もそうですが、天守内部には武具・甲冑、古文書などが展示されています。 ![]() そこはここも変わらないのですが、このお城でびっくりしたのは、最上層は回廊になっていてそこを一周できることです。 ![]() いやー、素晴らしい眺めでした、というか、はっきり言って「怖い!」 Aniは高所恐怖症ではありませんが、幅1メートルほどの回廊には簡単な手すりがついているだけ。 (下の方に写ってる白い建物と人物のあいだに、ちょこっと「手すり」が写っています。ほんとにあれだけ!) お城は山の上に建っています、なので相当の「高さ」感があります。 来ている来場者の誰もが、一瞬回廊へ出るのに躊躇してました。 ちょっとでも足を滑らせたら、真っ逆さまに落っこちます。 もっと安全な手すりを取り付けることもできるのでしょうが、あくまで天守が出来た当時の姿にこだわっているのでしょう。 でも本当に眺めは素晴らしい、木曽川が一望できます。 ![]() ![]() ![]() 遠くには名古屋の高層ビル群も見えます。(真ん中へんあたり) 提供:犬山城トリップアドバイザー ここ犬山市、実は今回の旅の目的地である「岐阜県」ではありません。ここは「愛知県」。 なのでこの訪問は、ある意味「ついで」なのですが、来てよかった!!! 「犬山城」は予想以上によかったです。 城を出て、軽く城下を散策して時間は10時半。 いよいよ目的の「岐阜県」に行くかと思いきや、次も「ついで」の「寄り道」です。 ~続く~
「目指せ全県制覇!」
今年のGWに岩手と秋田を訪問し、東日本はクリアしました。(以下、その時のUP) http://huazhong.blog.fc2.com/blog-entry-173.html 残るは西日本、で、この「シルバーウイーク(この言葉は定着するのでしょうか?と、思って来年のカレンダーを調べたら、惜しい!秋分の日が一日ズレて連休にはなりません。どうやら今年限りのようです)、何回か「通過」はしているのですが、「滞在」したことのない、岐阜県と滋賀県に行ってきました。 前回初めて利用した深夜バスが使えたので、今回も名古屋まで利用しました。出発は同じ「鍛治屋橋駐車場」。 前回は初めてということもあり、場所に迷ったり乗車手順に戸惑ったりして、何とか乗車した感じでしたが、今回は2度目ということもあり、少し余裕があります。 で、駐車場へ向かいつつ思ったのは、この駐車場は昔からあったのかな? このあたり、八重洲エリアになるのでしょうか、東京フォーラムの裏(→イコール昔の都庁。用事はなかったけど) 昔から多少知ってはいたこのエリアですが、この駐車場があったかは記憶にありません。 そもそも、「深夜バス」ってAniの若い頃にあったか? Aniの20代前後は、夜行列車のほうが主流だったがします、寝台列車の「ブルートレイン」もブームだったし、Aniも出張の帰りで松江から東京まで利用したことがあります。 ただ、思い起こせば夜中に出発するバスってありましたよ、スキー・バス! ![]() そうそう、こんな感じ! 宿泊込で長野や群馬・新潟のスキー場に一番安く行けるのがバスツアー、新宿や池袋を深夜に出発すると、ちょうどスキー場のリフトの動く時間に到着するので、多くの若者が利用してました。もちろんAniも! 80年代はスキーはブームでしたからね、「私をスキーに連れてって!」の世界です!(ホイチョイ!!) そう考えるとこの鍛冶屋橋駐車場も当時からあったのかもしれませんが、もっはら新宿から行ってたAniは知りませんでした。 そんなことを思ったのも、改めて駐車場を見回してみると、いるのは若い人ばかり。 ![]() やっぱり「大人」は「安さ」よりも、お金がかかっても楽な方がいいよね!全然Aniも同感です。 が、、、 Aniが深夜バスいいなと思うのは、「時間の節約」です。 仕事終わりでも深夜出発ですから余裕で間に合いますし、寝る時間に移動するので目的地では朝イチから活動できます。 問題は、バスの中で寝れるかということですが、いまの深夜バスは座席の前後が広い仕様なので、窮屈感はだいぶ減っています。 ![]() 乗ったバスではありませんが、ほぼこんな感じ。 確かにベットではありませんので、完璧には熟睡できませんが、翌日の活動に支障が無い程度には寝れるとAniは感じます。 ただ、「寝る」については個人差がかなり大きいと思うので(どこでも寝れる人、枕が変わると寝れない人etc)、そこは自分が大丈夫なタイプか考えたほうがいいですね。 ちなみにAniは、歳のせいか最近はたくさん寝なくても大丈夫になりました。普段も、酔っ払ってソファーで2、3時間、トイレに起きてそのあと布団で1、2時間の睡眠で何とかなります。なので、深夜バスでの睡眠は全然OKです。 あと、この深夜バスによる移動は、他の移動手段とはちょっと違う感覚が楽しめます。 深夜バスの場合、基本的に乗客は移動の間「寝る」ことを前提としています。 なので出発から到着まで、窓のカーテンは締切、必要最低限の運転手のアナウンス以外、音もありません。 なので移動中、どこを走っているのか全くわかりません。 途中、トイレ休憩でサービスエリアに寄るので、そこで降りればどの辺まで来たのかはわかるといえばわかりますが、深夜のサービスエリアは場所の実感がなく、大げさかもしれませんが、寝て起きたらいつの間にか着いてた、そんな感じです。 ![]() どこだ?! もちろん、深夜バスのコスパは最高です。 片道6,200円!移動+宿泊代と考えれば、ビジネスホテル代がだいたいそれくらいなので、移動代はタダということになります。 10数年ぶりの名古屋。 「笹島ライブ」という関東からの長距離バスが発着する乗り場(降り場?)に着きました。 JR名古屋駅から徒歩10分ほど。馴染みのない場所です。 なんで「ライブ」と思ってググッて見ると、ここは貨物の操車場跡で、そこで「愛・地球博」が開催されたときに名づけられたそうです。 再開発地区の名称らしい。確かに整備がされてるけど何もない感じ。 トボトボと駅に向かって歩いていくと、在維新なデザインのビルが見えてきます。 ![]() モード学園 スパイラルタワー なるほど、新宿にあるモード学園の「コクーンタワー」も斬新なデザインでしたね、そういうことか。 ![]() とりあえず朝飯にありつこうと駅構内へ、でも意外に立ち喰いそば的なお店は見当たりません。 ようやく見つけたのがここ。 ![]() きしめんは相当久しぶりです。 お得な朝セットがあったので、迷わずチョイス、味噌味にしました。 ![]() 多分「味噌」は邪道だろうなと思いつつも、面白そうだから頼んでみました。 案の定、味噌はここのオリジナル、後から来たお客さんが「お勧めは?」と尋ねたときに、店員さんが「定番はしょうゆ味、味噌はうちだけです」といっていましたから。 名古屋で味噌といえば、八丁味噌の「味噌煮込みうどん」! そっちでもよかったのですが、さすがに朝からやっている店はなさそう。 両方楽しめるんじゃないかという、安易な発想でした。 関東人のAniは問題なくおいしくいただきましたが、名古屋人にすれば「ありえない」組み合わせじゃないかな。 麺が違いすぎるよね、味噌煮込みの麺は「バリバリ」の硬さ、対してしてきしめんは「レロレロ」の柔らかさ。 ある意味、硬いのと柔らかいのと両方愛せる名古屋人って、面白いかもですね。 麺に関しては、どっちかにこだわる県民のほうが多い、博多人は柔らか「レロレロ」うどん好き、香川人はコシが命の讃岐うどんが最高! 関東人にしても、柔らかい「蕎麦」がいいって声はほぼ聞かれませんしね。 味噌煮込みときしめんは、違うジャンルの麺類だから許されるのかもしれませんが、まあどっちでも、うまけりゃいいジャン! 最終的には個人の好みでしょうから(>.<) 食べ終わったところで、時間はまだ7時半。 本日のファーストミッション、「犬山市」に行き、「お城」に登る、なのですが、お城は9時開園、まだちょっと早い。 犬山市までは名古屋から名鉄で30分くらいなので、すぐに行ってしまうと向こうで暇かなと思い、駅周辺をぶらぶらしてみましたが、名古屋って前から感じていたんだけど、地下街が発達していて、地上はこれといったものがない。でも地下街は朝早すぎてどこもやっていない。 10分くらい彷徨いましたが、あきらめて犬山まで行くことにしました。 ~続く~ PS.今度のシリーズは長くなるよ、書きたいままに書くことにしたので。よろしくm(_ _)mです!
昨日、いつもは19時から「志村動物園」を見るのですが、なんとなく気乗りせず、ガチャガチャとチャンネルを回していたら(昭和の人間は昔のテレビのイメージがあるので、どうもこの表現の方がしっくりきます)、BS日テレでやってた音楽番組に目が止まりました。
地球劇場 ~100年後の君に聞かせたい歌~ http://www.bs4.jp/chikyu-gekijou/ 谷村新司が進行役を務めるこの番組、19時から始まる月一の2時間番組です。 昨夜は横浜赤レンガ倉庫前で行われた野外フェスでした。さだまさし、ゴダイゴ、平原綾香、加山雄三が出演。 最近この手の「懐メロ」系歌番組は、つい見ちゃうんだよね。 若かりし頃、親たちが藤山一郎や笠置シズ子など戦後スターが出演する懐メロ番組を好んで見ていたのを、「どこがいいんだか?」と思っていましたが、今はその気持ちがよくわかります。 ゴダイゴはオリジナルメンバーでした、久しぶりに観たな、ベースのスティーブ、ドラムのトニー! ちょっと残念だったのは、ヴォーカルのタケカワヒロユキの声が出なくなっていたこと。 全部の曲、1音ないし2音 キー下げてたましたが、それでも苦しそうだった。 平原綾香はお馴染みの「ジュピター」でしたが、彼女 若い頃より今の方がイイね(失礼、今も充分「若い」です)! 一度、生で観てみたいかな! で、21時から、いつもは録画で見ているMXの「小室等の「音楽夜話」 」にチャンネルを合わせたら、出演していたのは尾崎亜美。 76年デビューで当年57歳、ほぼ同世代のお姉さまです。 ![]() 彼女の場合、歌手よりもコンポーザーとしての方が有名ですね、代表曲は松田聖子「天使のキッス」、杏里「オリビアを聞きながら」(これ、Ani的には「名曲」)。 昨夜は旦那(小原礼。元サディスティック・ミカバンドのベーシスト)と一緒に演奏してました。 ピアノとベースの合奏、いいネ! Aniも多少ベースを弾くので、演ってみたいと思いました。 で、で。。。 ふと、思ったのですが、谷村新司と尾崎亜美、この2人、むかし「生」で観たことあるなと。それも「タダ」で!?? (これからが、今日の「本題」です) Aniが中高生の頃、楽器店や楽器メーカー、ラジオ局主催の無料コンサートが、割と頻繁にありました。 楽器店は御茶ノ水にあった「下倉楽器」、「イシバシ楽器」、楽器メーカーなら「モーリス」、ラジオはニッポン放送だったかな。 御茶ノ水のそれらの楽器店に行くと、そういうチケットが置いてあって、何も買わなくてももらえました。ラジオの場合ははがきで応募だったかな。 その頃は頻繁に御茶ノ水に通ってまして、友人が楽器を買う時は必ず同行、下見もするし、買わなくても行ってた、なので月2回ぐらいは行ってた気がします。よってチケットは簡単に手に入りました。 当時、フォークやニューミュージック系のアーティストはほとんどTVに出なかったので、この手のライブも重要なプロモーションだったのでしょうね。というか、前述の2人もAniが見た当時はそれほど売れていなかった時期ですので、出るのは当然かもです。 すでに売れていた、「かぐや姫」や「ガロ」は出てませんでしたから。 だからチケットも、結構余っていた気がします。なので、「タダ」だったのにも関わらず、行くと会場にはほぼすんなり入れました。 当時の会場は、共立講堂、人見記念館、九段会館など。いまは全部なくなってしまいましたね。 本格的なライブ会場としては、どこもイマイチ、何しろ当時、既に古かった。 主にフォーク系でしたから、機材もシンプルなので、その手の会場で十分だったのでしょう。 なにしろ「タダ」ですからね、コストは抑えねばね。 中2から高2位のあいだに、5、6回程度行ったかな。ちなみに、覚えてるアーティストは、 ・谷村新司 → もちろん「アリス」時代。「冬の稲妻」がヒットする前です。Aniが観たときは、演奏ミスって、それをネタにトークするという「斬新」な演出やってました。一回、Aniもそのやり方をパクったことがあります。 ・尾崎亜美 → デビュー直後だったから、10代、ピアノの弾き語りかと思いきや、カラオケでハンドマイクで歌ってました。 小さな体でステージを駆け回っていたのを覚えています。意外でしょう? ・竹田和夫 → 日本ロックの草分け的バンド、「クリエーション」のギタリスト。観たときはソロでした。ボーカルのみで確かギター弾かなかった。バックのドラムのアイ高野が、うまくてびっくりした、GSのアイドル上がりだと思っていたので意外でした。ベースは 鳴瀬喜博(愛称:ナルチョ)、当時、日本でのチョーパー奏法、第一人者でした、これも感動! ・シグナル → 「20歳のめぐりあい」が唯一のヒット曲のフォーク・トリオ。何回か観た気が。 ![]() ・下田逸郎 → この人、好きだったな。唯一のヒット曲は「踊り子」。元・東京キットブラザース(演劇集団です)の音楽担当。 ![]() 他に五輪真弓、我夢など見ているのですが、それらのコンサートなのか、学園祭だったのか定かではありません。 正確な情報をと思ってググって見たけれど、出てきませんね。 ということで、この手の話題で、飲みながら、どなたか語り合いませんか? あの頃 ’70年代(セブンティー!) 了 ![]() ついに撤回されちゃいましたね、五輪エンブレム。 AniはIOCが主張していたように、商標権侵害等の法的問題はないと思っていたので、ちょっとビックリしました。 しかし撤回は、デザインした佐野氏の申し出によるものだったと聞いて、それも仕方ないかと。 よっぽどヒドイ誹謗中傷があったんでしょうね、改めてネット社会における、容赦ない残忍性を思い知らされた気がします。 8月24日にあった発表会のTV中継はたまたま見ていたのですが、デザインの好き嫌いは別として、その時Aniが違和感を感じたのは、デザイナーである佐野研二郎氏の「見た目=風貌」でした。 ![]() 「デザイナー」って、一般的なイメージとしては、アーティストというか、ある種の「芸術家」。 だからその風貌も、ステレオタイプで考えれば、やせ型・長髪、イマドキで言えば芥川賞をとった「又吉直樹」氏みたいな人を想像するのでは? Aniが感じた佐野氏の風貌は、「プロレスラー」か??? Aniがイメージする「デザイナー」の風貌とは全然違っていました。 対して、盗作されたとして佐野氏とIOCを訴えた、ベルギー人デザイナーの オリビエ・ドビ氏。 2つのデザインが似ているか似ていないかは、それぞれの個人の感想に任せますが(Aniは全く似ていない、というか、全く別物だと感じました)、この訴えに接して思ったのは、「これって「売名」目的ではないの?」 ドビ氏を非難するつもりはありませんが、世間的にはそう思われても仕方がないのではとAniは思います。 ベルギーの劇場のロゴマークは商標登録されていなかったと聞きますし、ドビ氏自身は、ベルギーでも「無名」のデザイナーとのこと。 法律の専門家は、商標権侵害でも著作権侵害でも、彼がこの裁判に勝訴する可能性はほとんどないと言っています。 デザイナーなら、そのあたりの可能性について当然承知していると思うのですが、それでも訴えたってことを考えると、「やはり」と思いたくなってしまいますね。 また、彼の「目的」がそうだったとしたら、その「目的」はもう充分達成されたのでは? 彼のインタビュー映像は全世界で流れました。それだけでも相当の宣伝効果です。 彼としては、こんなにあっさり「撤回」されてしまって、ちょっとガッカリしてたりして (>.<)? 上記のことからAniが想像する彼の風貌、当然「いい」イメージというより、胡散臭い狡猾なイメージになるのですが、実際は違っていました。 ![]() なかなかハンサムです。優しげな眼差し、物静かなイメージ。 やってるとこは「売名」という思いは変わりませんが、その風貌をみると、この人は純粋な気持ちで「盗作」を訴えているだけかもしれないと、そんな気もしたりします。 かように、Aniにとって両者の「見た目=風貌」は、Aniの想像とは真逆でした。 で、この「見た目」のイメージ、Aniだけでなく他の人々もAniと同じように感じたとしたら、そのイメージは人々の「潜在意識」に刷り込まれ、そのことが今回の件に大きく影響しているのではないかと思うのです。 佐野氏がデザインしたサントリー「オールフリー」のデザイン盗用が、結果的には五輪エンブレムを撤回せざるを得なくなった最大の原因で、その点に関しては彼に弁解の余地はありませんが、それでも彼に対する「擁護」的な声があまり聞こえてこなかったのは、人々の潜在意識にある彼の「見た目」のイメージが、そうさせているのではないかと。 サントリーの件を聞いたとき、直感的に「やっぱり」と思いませんでしたか? 逆にドビ氏に対する「売名行為」的な声は、Aniが知る限りではあんまり聞こえてきません。 世間では、理由はわからないけど、彼は「悪い人」には見えないって、思っている人、多いんでは? ちょっと前に、こんな本が流行りましたね。 ![]() 読んでみようかな v(^-^) 了 |
リンク
|