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Ani huazhong

Author:Ani huazhong
                            
Ani(アニ)と申します m( )m

徒然(つれづれ)なるがままに、思いつくまま、気の向くままに綴りますv(^-^)

たまに歌います(^0^)

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次節がら、FBに「ひな祭り」の記事がアップされてますね。
ひな祭り[2]

女の子のいらっしゃるお宅では、いつ飾るかに始まって、いつ片付けるかまで、いろいろあってなんだか楽しそうです。

そんな記事を眺めていたら、ふと、
「ひな祭りってなんだ?」
という思いが頭をよぎりました。

通り一遍の知識はありますが、じゃあ、その由来とか、飾られているのは誰なんだとか、そんなことが知りたくなったので、ちょっと調べて、今回の記事にしたいと思います。

1.五節句
ひな祭り=桃の節句、を説明する前に、日本では平安時代より、当時の貴族たちが身の穢れを払うため、季節の変わり目に「五節句」という行事を行う風習がありました。

人日(じんじつ) 1月7日 七草の節句(七草粥)
上巳(じょうし)  3月3日 桃の節句(ひな祭り)
端午(たんご)  5月5日 菖蒲の節句(端午の節句)
七夕(しちせき) 7月7日 七夕(たなばた)
重陽(ちょうよう) 9月9日 菊の節句(? 昔はあったようです)

このうちの「上巳の節句」がのちの「ひな祭り」になりました。

「節句」って、季節の変わり目を指す言葉だったんですね。
これは中華圏でも同じでした。
香港に住んでいたとき

春節=旧正月。中国人にとっての「お正月」です。

端午節=中国では男の子のお祝いではなく、「屈原」という昔の英雄をたたえる日です。粽(ちまき)を食べます。

中秋節=お月見。月餅(日本のものとは違う、大きくて卵入りのしつこい味のもの。日本人にとっては微妙)を食べます。
月餅[1]
真ん中の黄色いのがタマゴの黄身。

上記の日は祝日で、香港人は家族でお祝いします。

上巳(じょうし)のお祝いはなかったので、ひな祭りは日本独自の「節」のようです。

さて、ひな祭りですが、

「平安時代、上巳の節句の日に人々は野山に出て薬草を摘み、その薬草で体のけがれを祓って健康と厄除けを願いました。この行事が、後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきます。
 室町時代になるとこの節句は3月3日に定着し、やがて紙の雛ではなく豪華なお雛さまを飾って宮中で盛大にお祝いするようになりました。その行事が宮中から武家社会へと広がり、さらに裕福な商家や名主の家庭へと広がり、今の雛祭りの原型となっていきました。 」

※以上 「雛祭り、こどもの日com」より

なんとなく高貴な香りがするのは、宮中行事が発祥だったからですね。

2.飾られているのは、誰?
よく知られている「ひな祭り」という歌の歌詞では

「お内裏様(おだいりさま)とお雛様」

となっていますが、「内裏」は天皇の住まいを指す言葉で、そこに住まわれる皇族の方を「お内裏様」と呼んだそうです。

ですから「ひな祭り」の歌詞は正確には間違っていて、男雛も女雛も両方共「お内裏様」です。
恐らく話の流れから2人を呼び分ける必要があったので、女雛を仕方なく「お雛様」と呼んだのではないかと思います。

では一番上に飾られているあの2人は一体誰なのか?

これはその装束から、天皇・皇后両陛下であることがわかります。
男雛の冠のうしろについている薄い羽根のようなかざりは纓(えい)といいますが、この纓は身分によっていろいろで、文官は垂れ下がった「垂纓(すいえい)」、武官はくるくる巻いた「巻纓(けんえい)」をつけます。
男雛のようにまっすぐ立っているのは「立纓(りゅうえい)」で、天皇しか用いることを許されません。
なのでこの「立纓」の装束なら、男雛は天皇陛下、その隣にいるので女雛は皇后陛下ということになります。
お内裏様[2]

天皇・皇后両陛下というと非常に恐れ多い感じがしますが、ひな祭りが盛んになった江戸時代は皇室の存在が庶民に馴染み薄く、それほど「恐れ多い」とは感じなかった気がします。
これは私見ですが、天皇が復権した明治以降はあからさまに両陛下とすることが「恐れ多い」ことになったので、なんとなくぼやかした、それで我々はお内裏様が両陛下であることをはっきりとは知らないのではと思います。

この「節句」の趣旨は、昔も今も
「女の子の健やかな成長を願う」 です。
とくに雛人形には、女の赤ちゃんに降りかかる災厄を、赤ちゃんの身代わりになって引き受ける役割があるそうです。

ですから子供が小さいうちは、ちゃんとお祝いしてあげたいものですね。
小さいうちは自分で自分を守ることができないので、人形に思いを託すのが親の思いやりでしょうか。
(子供のいないAniが言うのもなんですが)

だから自分で自分を守れるようになったら、そんなに一生懸命お祝いしなくてもいいのではないかと。(^ ^)(^ ^)

いつまでも人形に頼っていると、人形が「良縁」まで代わりに引き受けてしまうのですよ(T_T)

きっと \(^0^)/
2014/03/02 10:03 時事 TB(0) CM(0)
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