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2013年02月
※「今年(2013年)は東海七福神めぐり!~その1~」の続きです!
★養願寺(布袋尊)11:45AM 一心寺を出ると、少し戻った東海道の反対側にのぼりが見えます。MAPで確認、どうやら養願寺(布袋尊)のようです。 ![]() お参りを済ませ、儀朱印を頂き寺を出ようとすると、門の手前に案内板があります。 こちらに安置されている阿弥陀三尊(鎌倉時代制作)は、区文化財指定を受けているそうな。 残念ながら今日は見れませんが。 養願寺の山門をくぐり東海道に戻ります。MAPによれば、この先に品川宿の本陣跡があるようです。 次の品川神社への通り道ではありませんが、ちょっと寄り道(^-^) ![]() ただの公園でした。子供たちが凧揚げしてます。 コンクリートの地面に埋め込まれたプレートによれば、結構大きな屋敷だったらしい。 ちなみに「本陣」とは、江戸時代に参勤交代の大名が宿泊した宿屋です。 よってそれなりに大きいわけです。 ★品川神社(大黒天) 12:15PM 山手通りを大崎方面に北上した第一京浜との交差点に、品川神社があります。急な崖の上に立っています。 この崖をずっと登っていけば、江戸時代に桜の名所として有名だった御殿山にたどり着きます。(現在の御殿山ヒルズ。今も大きな桜の木が多く残っています) 神社の入り口の脇に、なにやら像が立っています。どうやら大黒様の石像のようです ![]() これまで都内の七福神を何箇所かお参りしましたが、こういう石像は初めてですね。 品川区はこの東海七福神めぐりに、結構力を入れてるみたいです。 さて、参道の急な階段を登りきれば、すぐに社殿が現れるかと思いきや、左手前に「富士山」が現れました??? ![]() 江戸時代に流行った「富士山信仰」の名残のようです。富士山まで行けなかった江戸庶民が江戸の各地にこのような「富士塚」を作り、信仰しました。この山に登ると、実際の富士山に登ったのと同じ後利益があるそうな。確か西新宿の成子天神社にもあったと思います。 (ただし成子天神社の富士塚は3.11の地震で一部崩落したらしいです) せっかくなので、登ってみました\(^0^)/ 結構、急なのぼりです、また登山道は人一人分の幅しかないので、降りる人とすれ違うときは、ちょっと怖い(汗) ![]() 頂上から品川宿方面の眺め。江戸時代は海が見えたのでしょうね。 さて、本来のお参りをすべく参道に戻ると、結構な人出です。本日初めてお参りにために並びました。 ![]() ここはこの辺りでは大きな神社なのでしょう、地元の方の初詣スポットのようです。 参道右横の能舞台ではお神楽が奏でられ、その前で餅つきが行われています。列に並べば、つきたての餅をいただけるのですが、時間厳しいな、残念ですがパスです。 ( ![]() お参りを済ませ、社務所で後朱印いただこうとまた並んでいたら、今度は甘酒を振る舞い中、こちらはおいしく頂きました。 由来はわかりませんが、この神社の裏手に明治維新の立役者、板垣退助の墓所があります。 「板垣死すとも自由は死せず」、ちゃんと石碑がありました。 ![]() そろそろ時計は13時、この辺で腹ごしらえをと、さきほど富士山の頂上から発見した、家系ラーメン「大黒家」へ。 (頂上からの写真の左下に黄色い看板が見えます) 交差点の反対側にあります。 ![]() 家系ですから、こってり系です。脊油浮いてるタイプです。普通においしく頂きました。 ![]() あとから気づいたのですが、「大黒様」の目の前にあるラーメン屋が「大黒家」 わざとでしょうか、それとも偶然? ★荏原神社(恵比寿) 13:15PM ラーメン屋を出て、そのまま第一京浜を大森方面に向かって歩くと、目黒川にぶつかります。 ![]() 川沿いに南下すると、今度は恵比寿様の石像が現れました。 ![]() 神社の参道は川を挟んでいたようで、鎮守橋がいい感じで目黒川に架かっています。 ![]() こちらの社殿も歴史を感じさせる趣です。参道脇に本日初の出店に出くわしました。 ![]() 鎮守橋を手前に神社の全景を撮るため、橋を渡ります。 渡りきった橋の袂になにやら看板が? ![]() おいおい、ちょっとやばいじゃないですか、先ほどずっと立って川を眺めていましたよ。 いい感じの橋なので、取り壊わさずに、早いところ補修してもらいたいですね。 さあ、残りはあと3つ、先を急ぎましょう! (つづく)
前々回 東海七福神めぐり(その1)をお送りしましたが、
そもそも「七福神めぐり」って何? という方が大多数だと思いますので、今回は簡単に説明したいと思います。 「七福神」とはインドのヒンドゥー教、中国の仏教・道教、日本の土着信仰が入り混じって形成された七柱の神様のことで、幸運・福運・とくに金運を授けてくださるとして室町時代ごろから信仰されていると言われています。 「七福神めぐり」として盛んとなったのは江戸時代後期からで、始まりは「隅田川七福神(向島百花園を中心とした隅田川東岸の寺社)」と言われています。 ![]() ★七柱(神様は「人」ではなく「柱」と称す)の七福神のお名前と由来は以下の通り; 恵比寿(日本の土着信仰) 大国主命の御子と伝えられており、「豊漁」「商売繁盛」 「五穀豊穣」の神様。右手に釣り竿、左手に鯛を抱えている。 大黒天(インドのヒンドゥー教) シバ神の化身。「財福」「出世」「商売繁盛」の神様。右手に打ち出の小槌、左手に大きな袋を持っている。 毘沙門天(インドのヒンドゥー教) クーベラ神で四天王(四方を守る神様)の一人。多聞天ともいう。「武運長久」「勝運」の神様。右手に槍を持っている。 弁財天(インドのヒンドゥー教) 唯一の女性で、サラスバティー神という「水」の神様。いわゆる「弁天様」。「学問」「芸術」の神様で両手に琵琶(楽器)を抱えている。 福禄寿(中国の道教) 福(幸福)、禄(身分)、寿(長寿)の三徳を授けるという長寿の神様。頭が長い白ひげの老人。 寿老人(中国の道教) 福禄寿と同じく白ひげの老人だが頭に頭巾を被っている。 「健康」「長寿」「幸福」の神様。 布袋(中国の仏教) 実在した唐代の仏教僧と言われている。「開運」「良縁」「子宝」の神様。僧の姿で、ぽってりとしたお腹、大きな袋を抱えている。 ![]() 左から毘沙門天、弁財天、福禄寿、恵比寿様、大黒様、布袋様、寿老人 所謂「七福神めぐり」は正月行事(大体どこも一日から十五日まで)で、七福神が奉られているの七つの寺社をお参りし、色紙に御朱印をもらったり、お印(小さな七福神の人形)をもらい、その年の家内安全、無病息災を願います。(御朱印もお印も有料) また七福神は「めぐり」のために後からそれぞれの寺社にお奉りされているので、奉られているのは神社だったり、寺院だったりします。決まりはないようです。 ですから、ここで気をつけなければいけないのは、お寺と神社ではお参りの「作法」が違うということ。 お寺は「合掌」、神社は「二礼二拍手一礼」ですからね。 たまにお寺で拍手を打つ人を見かけますが、やっぱり恥ずかしいので気をつけましょう! 七福神めぐりの有名どころとしては、前述の隅田川をはじめ、深川(富岡八幡様ほか下町散策)、谷中(忍池の弁天様ほか江戸情緒散策)、浅草名所(浅草寺や今戸神社/縁結び、鳳神社/暮れの酉の市 ほか名刹ばかり)でしょうか。 コースは短いところで2時間、長いところでも4時間くらいで、正月のなまった体には丁度いい運動かな。 ただし天候によっては泣きたくなるほどつらい場合もあります。(特に冷たい風が吹くとき) ちなみにこれまでにAniがめぐったところは、亀戸、深川、隅田川、谷中、草加、浅草名所、東海(品川)です。 都内で30数箇所、全国にも多数ありますので、この先行き先に困ることはないでしょう(都内だけでも死ぬまでに全部は無理かも!?) ご興味ある方、来年ご一緒しませんか?! おしまい m( )m
先日、映画「レ・ミゼラブル」を見ました。
![]() 映画は「千円」の日しか見ません。 毎月1日の「映画の日」は皆さんご存知かと思いますが、それ以外でもTOHOシネマなら 「TOHOシネマデー/14日(トーホー)」、 イオンシネマなら場所によっては 「メンズデー/毎週月曜日」、 各映画館共通でどちらかが50歳以上の夫婦なら二人とも千円など、結構あります。 ミュージカルです。普通にせりふを喋って、あい間に歌うのかと思っていたら、全部「歌」でした。 (ミュージカルだから当たり前ですが ;(^.^); 見始め10分くらいは 「やっちまったかな。。。」 (映像と演技は超リアルなのに、せりふが「歌」という非現実感に、最後まで見終えるか不安を感じ、ストーリが頭に入りません) でも20分を過ぎる頃から違和感がなくなりました。 だんだん脳が慣れてきたようです。 この手の、見る側に想像力が必要な芸術(アート)って、見る側に精神的な余裕がないと、楽しめないのかも知れませんね。 実生活で精神的に追い込まれているときは、ミュージカルどころじゃないですよね、それは。 まあ今はそこそこ余裕があるのかなと、変に安心したAniでした。 で、「レ・ミゼラブル」 「ああ無情」 ですね、ジャン・ヴァルジャン。 ヴィクトル・ユーゴーの世界的名著です。 小学校の時に習った気がします。 Aniの記憶は、「たったパン1個盗んだだけで、長い間牢屋につながれたかわいそうな男の物語」程度です。 恥ずかしながらこの世界的名著を、これまでちゃんと読んだことがありませんでした。 いまさら読むのはしんどいので(新潮文庫で5巻もある!)、手っ取り早く映画で済ませようという魂胆です。(^-^) <感想> みんな「歌」がうまい 歌える俳優をキャスティングしたのだから当然ですが、改めてハリウッドの凄さというか、みんなブロードウェイの演劇学校とかで、きっちり勉強してきたんだろうな、と思いました。 主役のヒュー・ジャックマンって、前回作は「リアル・スティール(近未来のロボットによるボクシング映画)」で、子連れのボクサーくずれを演じてたのに、歌まで歌えるのかよって、感じです。 ![]() それと歌はアフレコではなくて、全員カメラ回しながらの同時録りらしいです。 これはあとから知ったのですが、映画館で見たときには 「上手に口パクしてるな!」 と、思ってました。 ![]() この二人も、かなりうまいです! アン・ハサウェイ いい! ![]() いやー、 「夢やぶれて / I DREAMED A DREAM」 アン・ハサウェイ演じるフォンティーヌが歌うこのシーンに、すっかりやられました。 スーザン・ボイルはこの歌を歌って有名になりましたが、アンも歌唱力でスーザンに負けていません。 また演技もいい! あんまり書くとネタばれになりますので、このくらいにしますが、 彼女、「プラダを着た悪魔」の時から、ずいぶん成長したなって思いました。 主役だったけれど、あの映画は完全にメリル・ストリーブの映画でしたね。比較が古すぎるか? :^.^)\ アカデミー賞は? ヒュー・ジャックマンって、前作「リアル・スティール」でいい味出していましたが、「子役とロボット(動物みたいなものです)」には、やはり勝てませんでした。 (よく、「子供と動物には勝てない」 と、言われてます) 本作でも、フィジカルが強調されすぎ? (下水道の中を、瀕死の重傷を負った娘の恋人を担いで逃げるシーンは、かなり見ごたえありました。) が、そこが逆に印象強すぎて、逃亡者の悲哀みたいなところが薄くなっている気もします。 本作で主演男優賞にノミネートされていますが、Aniの予想では、受賞は厳しいかな? ま、あれだけ歌えれば、あげてもいいかなとも思いますが。 アン・ハサウェイもアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされていますが、こちらの方は、ぜひ受賞してもらいたいものです。 でも、出演シーンは全体の3分の1くらいなので、それって受賞に影響するのかな(出番少なすぎる?) オリジナル・サウンド・トラック盤、売れてるみたいです。
ミュージカルが全米No.1になるのは、「マンマ・ミーア!」以来らしいです。 全体的に、女性陣の歌がよかったです。ほとんどラブソングだったからかも知れません。 男性陣がよくなかった訳ではありませんが、苦悩する歌が多かった気がします。 映画はまだやっていると思いますので、興味のある方は、どうぞご覧ください。 (おしまい)
と、いうことで
前回予告しました正月恒例の「七福神めぐり」、今年は品川の「東海七福神めぐり」です。 始めになぜAniが「七福神めぐり」をやろうと思ったか? 2006年3月、Aniは3年間の香港駐在生活を終え (正確に言うと、3年間ずっと駐在員ではなかったのですが。。。 それについてはまたの機会にお話します) 日本に帰国しました。 日本を離れてみると、日本にいた時よりも日本のことが見えてくる、といわれますが、Aniも「日本は身近なところに歴史を感じさせるものがたくさんあるな」と思ったのです。 Aniが3年間住んだ香港は、1842年にイギリスが植民化するまでは、寂れた小さな漁村に過ぎませんでした。 ですから歴史的な建造物等はそれ以降の物しかなく、それ以前のものはほとんどありません。 またお隣の中国は確かに歴史は日本より古いのですが、かの国では政権が変わると前政権の遺物は破壊するのが通例なので、意外に古い建造物などはありません。 それに対して我が日本は、長い歴史を持つ著名な神社仏閣が数多くあるだけでなく、近所のちょっとしたお寺や神社でも室町時代(約600年前)創建なんて結構ありますし、それ以外でもほとんどが江戸時代(約300年前)以前の創建です。 もともと好きだったこともありますが、そんな神社仏閣の探訪に七福神めぐりはもってこいで、また絶対にダラダラと飲み過ごしてしまう正月休み、ウォーキングがてらの初詣もいいかなと、そんな訳で毎年正月2日は七福神めぐりをすることにしたのでした。 ★品川駅高輪口 11:00AM 駅を出て目の前の第一京浜、先ほどまで行われていた正月恒例の箱根駅伝の名残がまったくというほどありません。(期待してたんですけどね、雰囲気だけでも味わいたくて) 読売新聞社の小旗でも落ちてないかと見回してみましたが、ないですね。みんな記念に持ち帰るのかな。 家を出る直前までテレビで見ていた賑わいがうそのようで、ゴミひとつ残さないところが日本人ですね。 (祝、法政大学シード権 獲得 \(^0^)/ 交差点を渡ってすぐのところにあった京品ホテル ![]() 閉鎖に反対する従業員の立てこもりで一時、世間を騒がせましたね。 跡地がパチンコ屋になっていました。 この一等地にパチンコ屋... 需要があるんでしょうね... 京品ホテルの4F屋上にあったビアガーデンは、昭和っぽくって結構好きでした。 しかし高輪口周辺は何だか残念ですね、香港時代、日本へ出張時の定宿は駅正面の「ホテルパシフィック東京」でしたが、ここも京急グループのビジネスホテルになったようです。 再開発後の港南口とは対照的です。長い坑道をくぐってたどり着く、あのアブナイ雰囲気の港南口が懐かしいです。 さて、そのまま第一京浜を南下すると「麺達七人衆 品達ラーメン」が左手に見えてきました。 ![]() 京急の高架下を利用したこのラーメン・スタジアムは東京駅八重洲「東京ラーメンストリート」と並んで、ラーメン通には有名ですが本日、人の入りはいまいち。 ま、もともとこの辺りの人通りは少なく(何もないからね)、正月2日はしょうがないのかも知れません。 先日 東京ラーメンストリートを通りかかりましたが、東京駅リニューアルのおかげで、とんでもない混雑でした。 よって「せたが屋」とか「けいすけ」とかの有名店をゆっくり味あうのなら、案外品達は穴場かも知れません。 http://www.shinatatsu.com/raumen/what_shinatatsu.html 知らない間に隣接して「どんぶり5人衆」が出来ています。 でも何だかそそられませんね、「伝説のすた丼」なら他でも食せるしね。 と、なかなか話が七福神にたどり着きませんが、途中迷いつつも何とか旧・東海道に接続、そろそろ最初の神様に会えそうです。 ★一心寺(寿老人) 11:30AM 七福神めぐりは正月元旦から15日くらいの間に行われるのが一般的です。 期間中は七福神をお祀りしている寺社の周りに「○○七福神」ののぼりが立ちますので、最初の七福神に辿りつければ、大抵その寺社に「七福神めぐりMAP」が置いてあるので、あとはMAPに従いお参りが出来るといった次第です。 旧東海道は京急線と平行しています。というか、京急線が東海道に平行して作られたのでしょうから。 品川駅を過ぎ、新馬場駅との中間辺りに最初の七福神「延命院一心寺」が見えてきました。 ![]() こじんまりと、街道沿いにひっそり佇む感じのお寺です。ラスタカラーの緞帳が下がっているので、真言宗でしょう、成田山の提灯も下がっていますしね。 ここでお参りをすませ、色紙を買って御朱印を頂き、めぐりMAPを入手して、ようやく東海七福神めぐりのスタートです(^-^) (つづく)
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